繊細さんのお仕事あるある5選

HSP

こんにちは、きのこです。
前回は、日常のあるあるについてお話ししました。
今回は、あるあるお仕事編です。繊細さんのあるあるの中でも、私自身が特に共感できるあるあるを、5つご紹介します。

・周りを気にしすぎて疲れやすい

上司や同僚の機嫌が悪いなど、職場の雰囲気を敏感に感じとるので、雰囲気が悪いとその日はものすごく気疲れします。日常編でも書きましたが、大きな音や声が苦手なので、誰かが怒鳴られている場面も、ビクッとしてひどく動揺してしまいます。

あとは、雑談が苦手なので、ひたすら聞き役に徹していますが、普段からそういう場面にはなるべく参加しないように、黙々と自分の作業をしてしまいます。

筆者
筆者

お昼休みは、できるだけひとりの時間を持つようにして、リフレッシュしているよ。

・完璧主義

以前の職場は、とある販売チェーン店だったのですが、売り場を作るときに、自分では早く作業しているつもりだったけど、上司に散々、「もっと早く」「丁寧すぎる」と急かされ、自分がスピードや効率を重視する作業は苦手なのだと気づきました。でも、だからといって中途半端にするとか、適当にやるといったことができないので、常に100%の出来を求めてしまいます。それは時に、一緒に働く人たちにも求めがちでもあります。「なんでもっとちゃんとやらないんだろう」「どうしてこんなに適当なんだろう」とイライラしてしまうことがよくあります。

きのこ
筆者

だからといって、相手に注意できないから、モヤモヤした気持ちがたまっちゃうんだ。

・他人優先で自分の意見や気持ちが言えない

これは仕事以外の場面でもよくあります。「こう言っても大丈夫かな」とか「これを言ったらみんなにどう思われるだろう」と、他人の顔色ばかりうかがってしまい、自分の意見や気持ちがなかなか言えません。言ってしまったあとに「さっきの言い方、〇〇さんを傷つけていないかな」といつまでも気になってしまいます。

あと、シフト制の職場だと、急にシフトを変わってほしいとか、シフトを組む段階で、休み希望を出していても、頼まれると断れず出勤にしてしまったり…ランチに行く際も「何食べようか」という場面で、大体「なんでもいいよ」といってしまうタイプです。自分の意見を求められるような場面では、うまく話せなかったりして、あとでモヤモヤしてしまいます。

・マルチタスクが苦手

これまで、デスクワーク、販売業、飲食業とさまざまな仕事を経験してきました。どの仕事もマルチタスクを求められる仕事です。自分がHSPだと気づく前は「なんでこんなにキャパが狭いんだろう」と自分のポンコツぶりに落胆することが多かったです。ですが、気質の問題なんだと気づいてからは、HSP関連の本を参考にして、仕事量が増えてきて、パニックになりそうなときは、一度タスクをすべて書き出し、優先順位をつけて、ひとつずつ確実に片づけていくようになりました。ひとつずつなのですべて終わらせるまで時間はかかりますが、この方法が合っているようです。

頭の中で「あれもやらなくては、これもやらなくては」と考えているだけだと、整理整頓がうまく出来ず、パニック状態になってしまいますが、書き出して見える化することによって、落ち着いて状況を判断することが出来るようになりました。

筆者
筆者

いつでも書き出せるように、仕事中はメモ帳を常に持っているよ。

・新しいことをはじめるのに時間がかかる

これまで何度か転職してきました。未だに自分の適職が何なのかよくわかりませんが、転職するたびに感じるのは、新たに仕事を見つけるという行為がとても苦手です。「この仕事、わたしにできるんだろうか」、「こうなったらどうしよう」、「ああなったらどうしよう」と、面接を受ける前からいろいろシミュレーションしては不安になり、一歩踏み出せず…そうこうしているうちに時間だけが経っていく…というのを何度も経験しています。自分と向き合うことで、自分のポンコツぶりを目の当たりにして落ち込んで、何もする気力がなくなって、精神的に不安定になる。深く考えることもHSPの特徴です。これも転職のたび毎回なので、もう仕方ないなと思っています。

・おわりに

以上、お仕事あるある5選でした。いかがでしょうか?
こうやって書き出してみると、しんどいことやつらいことが多くて、繊細さんってあんまりいいことないなって思ってしまいます。

でも、繊細さんならではの長所もあります。次回からは長所や短所についてお話しできたらと思います。

今回も、読んでいただきありがとうございました。

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