こんにちは、きのこです。
今日は、「HSPってなに?」「病気なの?」というHSPの基本の部分についてお話しできたらと思います。
そもそもHSPとは?
みなさんは、HSPという言葉をご存じですか?
HSPとは、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した「Highly Sensitive Person」という概念のことをいいます。
たとえば、
・いろんなことに気づきやすい
・仲の良い友人でも長時間一緒にいると疲れる
・周りから「気にしすぎ」「まじめすぎる」と言われることが多い
こういった部分にあてはまることはありませんか?
最近では「繊細な人」とか、「敏感な人」と言われることも多く、こちらの言い方になじみがある方も多いかもしれませんね。「繊細」とか「敏感」って一見するとあまりいい言葉ではありませんよね。かくいう私も自分がHSPであることを自覚したとき、あまりうれしい気持ちにはなりませんでした。ただ、これは病気ではなく、気質なんだと知り、治らないならこのままうまく付き合っていけるように努力しようと思いました。
HSPは治すものじゃない
先ほどもお話しした通り、HSPは病気ではありません。
気質といって、生まれつき備わっている特徴のようなもので、繊細で感受性が強く、敏感なのがHSPです。
病気と違い気質なので、「治す」ものではありません。無理に鈍感になろうとしたり、気づかないようにすることはストレスにつながります。まずは自分の特徴を知り、HSP気質である自分自身を受け入れることで、繊細な部分や敏感な部分を活かして、今よりもっとラクに、楽しく生きられるようにHSPについていろいろとご紹介できたらと思います。
HSPだと知ったときに私が感じたこと
自分がHSPだと知ったとき、「私だけじゃなかったんだ」と安心はしたものの、なかなか前向きに考えることはできませんでした。それはやっぱり、ここまでくる間に、自分なりに改善しようと、いろんな方法を試しては失敗してきたからだと思います。だから「今更気質だとわかったところで何も変わらない」、そう思っていたからです。
それでもHSPについて知ることをやめなかったのは、すがるような思いで、今までより生きやすくなる方法を知りたかったからなんだろうなと、あとになってわかりました。
最後に
今回は、HSPが病気ではなく気質によるものだということをお話してきました。
みなさんは、どのように感じたでしょうか。病気でなくて安心した方、私のようにすぐに受け入れられない方、さまざまだと思います。また、今回初めてHSPの存在を知った方もおられるかもしれませんね。
次からはHSPの特徴について、より細かくお話しできたらと思います。
コメント